Penn Masalaは、世界初といわれるヒンディー語で歌うアカペラグループ。ペンシルベニア大学の生徒たちによって1996年に結成。メンバーのほとんどはインド系だ。アメリカを拠点としているが、コルカタやロンドン、モントリオール、ムンバイなど世界各地でライブを実施。ホワイトハウスにてオバマ米大統領やパン・ギムン元国連事務総長の前でパフォーマンスしたこともある実力派グループだ。

ヒンディーの映画音楽や伝統音楽だけでなく、ヒップホップやR&Bなどのウェスタンミュージックの要素も取り入れている。さらにヒンディー語と英語だけでなく、アラビア語やインド北部のパンジャブ語、南部のタミル語など複数の言語を使っている点が特徴だ。ほとんどの楽曲はヒンディー語や英語のポップソングをアレンジしたもので、過去にはU2やジャスティン・ティンバーレイクなどをカバーしている。

中でもユニークなのは、彼らが今年3月にアップしたこの動画。1940年代〜2014年までの各年代で代表的なボリウッドソング39曲をアカペラで歌ったものだ。「ボリウッド音楽がどのように発展してきたかを表現したかった。このジャンルはこれまでに信じられないくらい大きな変化を遂げてきたからね」とメンバーの一人は話す。

彼らのユニークさと歌の実力が分かる動画です。

■Penn Masala
Soundcloud
Facebook

※参照情報
Penn Masala
Evolution of Bollywood music: A group of men use a medley of 39 songs from 1940s to 2010s to create an epic mash
In conversation with the Penn Masala group