インド音楽旅行のススメ、今注目すべき野外フェス6つ
インド旅行といえば、どのような行き先を思い浮かべるだろう?まずは首都のデリーや、その周辺にある世界遺産のタージマハル、ガンジス川が流れる都バラナシなんかが代表的なとこだろう。もう少しだけ踏み込むなら砂漠の都市ジャイプールや、マザーテレサの足跡が残るコルカタを選ぶ人も多いかもしれない。 いずれの場所もインドの雰囲気を存分に味わえる素晴らしい場所だと思う。けれどもインドを知る上で重要な点は、どの場所を選ぶかだけではない。あまり語られることはないけれども、どのような立場でインドを訪問するかもとても大事だ。経済格 ...
日本人が聴いても格好いい!おすすめインド映画音楽10選【80年代】
実はインドの映画音楽は格好いい!ということをお伝えするためのシリーズ第2弾。前回の70年代編に続いて、今回は80年代編です。この時期欧米ではディスコミュージックが席巻しましたが、踊り好きのインド人の琴線にも触れたらしく、 ディスコアレンジの楽曲が数多くリリースされました。作曲家でいうと、R.D.BurmanやBappi Lahiriのように60年代から活躍してきた作曲家が引き続き欧米のポップミュージック色の濃いヒットソングを飛ばした。またIllaiyaraajaやRaveendranのように、インド南部の ...
日本人が聴いても格好いい!おすすめインド映画音楽10選【70年代】
ボリウッド映画音楽に対する日本人のイメージといえば、胃がもたれそうなほど過剰なディスコサウンドに合わせて、ダンサーの大群がキレッキレのダンスを披露するというものだろう。西洋音楽に慣れきった感覚にはすごく奇異に移るので、キワモノ扱いされがちだ。しかしそこでこのジャンルに対して食わず嫌いのようになってしまうのは非常にもったいない。 なぜならボリウッド映画音楽の歴史は、才能がありつつ西洋ポップの素養もあるプロデューサーたちによって形作られてきたので、われわれの耳で聴いても格好よいと思える曲も実は多い(割合として ...
インドで盛り上がるエレクトロニックダンスミュージックの現状
ますます過熱するインドのエレクトロニックダンスミュージック(EDM)シーン。 そもそもEDMとは何か?それがインドでどのように受け取られているのか? このような話題についてForbes Indiaによる記事「Electronic Dance Music Comes of Age in India」が非常によくまとまっていたので、そのまま翻訳してご紹介します。 ——————————R ...
インド音楽の宝庫、20世紀初頭の音源が聴きまくれるアーカイブサイト
インド音楽ファンにとって、”The Archive of Indian Music”(AIM)は宝の山のようなサイトだろう。2013年7月に設立されたAIMには、1902年〜1952年の間に録音された古い音楽や演説のレコードがデジタル化されてアーカイブされている。収録されているジャンルは、インド南部のカルナティック音楽や北部のヒンドゥスターニー音楽、フィルムソング、フォークなど多岐にわたる。 AIMを設立したのは、バンガロール出身のノンフィクション作家Vikram Sampath氏。蚤の市やスクラップディ ...
「インドの外にいる人は気づいていない」、現地音楽シーンの活況
先日、インドのエレクトロニックミュージックシーンの現状を伝える短編ドキュメントが公開された。ニュースメディア”Vice”のサブプロジェクトで世界のエレクトロニックミュージックシーンを伝える”THUMP”が制作した動画だ。インドのナイトライフシーンを有名DJのコメントなどと共に捉えた5分ほどの映像だが、冒頭のナレーションにとても共感した。そのナレーションは、今のインドのEDMシーンの盛り上がりが、インド国外でほとんど認知されていない現状について語っていた。 “インドの外でたくさんの人に会ったけれども、彼らが ...
インド版SpotifyのSaavn、資金調達でさらに事業拡大
インドの音楽ストリーミングサービス最大手Saavnは8月13日、香港企業から400万米ドル(約4億円)の資金調達(シリーズB)を実施した。同社による資金調達は、設立時の2009年に600万米ドルを調達して以来2回目となる。 今回調達した資金の用途は明らかになっていないが、同社は以前より中東をはじめとする海外事業を拡大する考えを示していたほか、インド国外の楽曲を増やすなど、積極的に事業を広げていた。 Saavnはインド最大の音楽ストリーミングサービスで、ボリウッドミュージックを中心に約300万曲を配信してい ...