アーティストカタログ#041:Space Behind The Yellow Room
Space Behind The Yellow Room(SBTYR)は、ベンガルール出身の4人組ポストロックバンド。インドの中でもポストロックが盛んなベンガルールのシーンにおいて、最前線を走るバンドの一つ。
ドラマー兼ボーカリストのShoumik Biswasが中心となって2012年に結成。メンバーはすべて同じデザインスクールの生徒だという。
2014年9月に8曲入りのデビューアルバム “Conversations That Determine A Life?”をリリース。この作品は、リリース直後にローリングストーン誌でデビュー作が取り上げられ、5点中4.5点の高評価を受けた。
「ポストロックに通じる独特でプログレッシブなサウンドだ。しかしそのような区分けの中に入りきらない何かがある」(ローリングストーン)。
中心メンバーのBiswasは、自分たちの音楽について次のように話す。「僕にとってポストロックとは、ポストモダニズムと同義だ。これまで常識とされてきた構造を打ち壊す行為を指すんだ」。
ベンガルールのThe High Spirits Caféでの演奏
デビュー直後のライブの様子
今年5月にはシンガポールで開かれた世界3大音楽見本市の一つMusic Mattersに出演。日本からはナオト・インティライミやTHE ORAL CIGARETTES、CREAMが参加したこのイベントに、インド代表として出演した。
またBiswasは、ソロプロジェクトとしてDisco Puppet名義でも活動。2014年にソロデビュー作 “Astronot”をリリースしている
■Space Behind The Yellow Room
・iTunes
・Soundcloud
・Facebook
※参照情報
・Space Behind The Yellow Room – Conversations That Determine a Life Album Review
・Space Behind the Yellow Room to take Indian post-rock to Music Matters Live
・From Bangalore to Music Matters Singapore: Space Behind The Yellow Room
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