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Space Behind The Yellow Room(SBTYR)は、ベンガルール出身の4人組ポストロックバンド。インドの中でもポストロックが盛んなベンガルールのシーンにおいて、最前線を走るバンドの一つ。

ドラマー兼ボーカリストのShoumik Biswasが中心となって2012年に結成。メンバーはすべて同じデザインスクールの生徒だという。

2014年9月に8曲入りのデビューアルバム “Conversations That Determine A Life?”をリリース。この作品は、リリース直後にローリングストーン誌でデビュー作が取り上げられ、5点中4.5点の高評価を受けた。

「ポストロックに通じる独特でプログレッシブなサウンドだ。しかしそのような区分けの中に入りきらない何かがある」(ローリングストーン)。

中心メンバーのBiswasは、自分たちの音楽について次のように話す。「僕にとってポストロックとは、ポストモダニズムと同義だ。これまで常識とされてきた構造を打ち壊す行為を指すんだ」。

ベンガルールのThe High Spirits Caféでの演奏

デビュー直後のライブの様子

今年5月にはシンガポールで開かれた世界3大音楽見本市の一つMusic Mattersに出演。日本からはナオト・インティライミやTHE ORAL CIGARETTES、CREAMが参加したこのイベントに、インド代表として出演した。

またBiswasは、ソロプロジェクトとしてDisco Puppet名義でも活動。2014年にソロデビュー作 “Astronot”をリリースしている

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■Space Behind The Yellow Room
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※参照情報
Space Behind The Yellow Room – Conversations That Determine a Life Album Review
Space Behind the Yellow Room to take Indian post-rock to Music Matters Live
From Bangalore to Music Matters Singapore: Space Behind The Yellow Room